温泉に浸かって、ノンビリムードのひと時でした。
冒頭から白髪交じりのオジイサンの登場で申し訳ありませんが・・・。
(この人は私の友人ですが、結構若々しくてハンサムですよ、念のため)
先月だったでしょうか、中国旅行の前のこと。 突然昔の職場の知人から電話。
「〇〇さんの稲武の山荘にでも行かないか?」 「うん、いいよ」 と二つ返事。
私は学校の同窓会にも殆ど出席せず、昔の職場にも顔を出さず、ご近所のお付き合いも全くなし。 ゴーイングマイウエイの人やな~ と言われています。 昔お世話になった方も大勢いらっしゃるのですが、殆ど連絡を取ることもなく、失礼を重ねている状態です。
電話をくれた友人は私のこのブログを読んでいるらしくて、私の生存を確認済みで電話をくれたようです。日頃は殆ど交流もないのですが、このブログが役に立っているのですね。
その日は名古屋は大荒れの日。 所々で豪雨があったり、日がさすと暑かったり。
一人で奥三河の稲武へ車で。
名古屋から稲武まではほぼ車で2時間。 稲武は名古屋と信州飯田の中間地点になります。
集まった稲武の道の駅。 私の顔を見た友人が 開口一番。
「あんたも歳取ったな~・・・。腰は曲がってるし、頭は真っ白やし。 もうスッカリオジイサンやな~・・・」
「そういうアンタもおんなじやんか・・・・」
私は自分の顔を鏡に映してシゲシゲと見たこともなく、自分が年寄りという自覚がない。 しかし、昔の友人を見ると、 えらく年寄りになったな~ と思う。 知人の姿がまるで自分を映す鏡みたいなものかも。
「もうなんぼになったんや・・・・。 確かアンタはわしより少し若かったはずやが・・・・」
そんな話をしながら、山荘へ。
元の職場の人はそんな金持ちはいないのですが、名古屋地区で生まれて、ズーと仕事先も名古屋という人は、少なからず資産も保有して、裕福です。 田舎からフラフラと遠い名古屋に来た私とは違う。
「まー、温泉にでもイコカ。 道の駅の傍の温泉へ行こう」
アジサイが咲いていましたね・・・・。
昔の友人と海外へゴルフに出かける人や、豪華な温泉旅行をされる方が多いなか、どうも我々は道の駅の温泉で満足するという庶民派グループという感じ。 一般的に名古屋地区の人は、山荘を持っていても派手な旅行はしない、日常は質素というパターンが多いですね。
稲武は結構涼しかったですね。 まだアジサイが彼方此方に咲いています。
周囲に緑が多いせいでしょうか、朝晩は涼しい。
男ばかりの集まりですから山荘で料理などはせずに、車を飛ばして飯を食い、後は昔話。
「うんうん、これだけ記憶が残っているから、アルツハイマーにはなってないよな・・・」
「違う違う、アルツハイマーは昔のことはよく覚えているんだ。 今日の晩飯、何食ったかお覚えてるか?」
「えーと・・・。何食ったかな・・・・。 そうだ、俺はアジのフリャ(フライの名古屋弁)を食った」
記憶に新しい?昔話に花が咲き、深夜にまで及んだ・・・・。
私は他の人より早く辞めてしまったので、その後の話はどうもよく判らない。
早朝、友人の一人の携帯がなる。 どうも親戚の不幸が発生したようだ。
我々の世代では、親や親せきに高齢者が多くて、何時不幸の知らせが入ってもおかしくない。
「俺はすぐ帰らなきゃいけないからごめん」
外はいい天気でした。
私はせっかく稲武にまで来たので、近くの茶臼山へでも行くことに。
まー、確かに全員は白髪が増えて老人化してましたが、それぞれが自分で車を運転し、一人で行動できるのですから、まだ数年は大丈夫かな? という感じでした。 そう言いながら、来年はまた集まれるかどうか、保証はないですが・・・。
奥三河の稲武で元職場の同僚と集まられたのですね。
私は同級生としか会いませんがみんないつも病気の
話になりますね。まだ紫陽花が咲いていて静かな感じですね。