このスポットは世間でよく紹介されて場所ですが、関所跡から降りてきた場所で、石畳とヒノキの木立が旧中山道の状況をよく表しているからでしょうか。
さらにヒノキの木立が続きます。
面白かったのは、この場所で一緒になった若い御夫婦。 地元の中津川の住民だといわれるのですが、なんと旧中山道の山道は歩いたことがないそうです。 私が教えてあげないと、旧中山道の道を外れて車道を歩こうとされるのです。
「車ではチョクチョク通るのですが、歩いたことがないもんで・・・」 地元の人でもそうなんですね・・・。
ヒノキの林を歩きながら、前は下の苔ばかり見ていたので、今度は上のヒノキの様を。
イヤイヤ、大きな木というのは、見上げるだけで迫力がありますね・・・・。 しかし、上を見たり、下を見たり、歩いているのか、止まっているのか・・・、ウオーキングとは程遠いですね。
道に沿って下って行くと、水の音が聞こえてきます。
何時来ても水量は結構多いですね・・・。 ヒノキが水を吸い、苔も水を貯めているのでしょうかね。 ヒノキの森は大きなダムだ という方がいますが、確かに森があるから水が保持されるのでしょうね。 この流れはやがて木曽川へ流れ込むことになります。
「そうだ、確かこの近くに滝があったはず・・。 男滝と女滝だったかな・・・」
少し寄り道をして、滝を見に行きました。
あまり大きな滝ではないですが、水量は結構ありますね。 滝つぼに近づくと寒いぐらいです。
「ほー、珍しいな。 子供が遊んでるわ」
この滝の近くに車の通る道があるようで、山道を歩いてきたわけではないようです。 日本人の人は車道に近い場所をチョコチョコと訪ねるというパターンが多いようです。
川の中に桃ならぬイチゴが出現?
実は私は木曽路を歩くときは、何時もリックに果物を入れて持ってきます。今回はイチゴ。
「イチゴは水で洗うとすぐ痛むから、食べる前に洗いなさいよ」 という妻殿の忠告もあり、わざわざ滝つぼにまで降りてきたのは、イチゴを川の水で洗うためでした。 水道水を探すより、自然の川の水の方が安全ですからね。
滝を見ながらイチゴを食し、やおらまた旧中山道の山道を下って行きます。
山の中にポツポツと人家も出現し、人里に少しずつ近づいている感じです。
「あれ、この家の庭にはまだ赤い実が成ってるわ。 我家の南天はとっくに鳥に食べられたのに」
赤い南天の実と白い桜の花の組み合わせは、街中では見られない状況だと・・・。
もう相当下ってきたので、また桜が満開状態ですね。
青い空、緑の木々、白い桜の花。 単純ですが、いいですね・・・。
さらに下って行きます。 と言いながら、私は殆どの人に追い越されています。 この若いカップルは珍しく東洋系? 見ているだけでも楽しそうでしたね・・・。
しかし、本当に日本の若いカップルはこの道を歩きませんね・・・。 せいぜい馬篭宿や妻籠宿に車で立ち寄るぐらいでしょうかね・・・。
少し小高い場所に来ました。 展望が開けてきます。
下に見える人家は 大妻籠の宿 ですね。 大妻籠はいわゆる間宿(あいだのしゅく)で、宿場と宿場の間にある小さな宿場です。
大妻籠の見える展望のいい場所で腰を下ろして一服。 何時もこの場所でタバコを吸うのが私のパターン。その場所から、これまで歩いてきた道が見えます。
道の奥に光っているのはモミジの木ですが、紅葉の時はこの場所の情景がいいのです。
「もう三分の二は歩いたかな・・・。 タバコも吸ったし、さー、また歩くか・・・」
なかなか訪問が出来なくてごめんなさい。
いつもの木曽路に行かれたのですね。
ヒノキの木立が綺麗ですね。
ヒノキの花粉症がまだ少しあり大きなクシャミがでます(笑)
イチゴが大きくて美味しそうですね。
毎月行っているクリニックはゴールデンウィーク前なので
混んでいて長く待ちました。
早速のコメント有難うございます。
それにしても貴兄のブログはなんとコメントの多いこと。
それぞれに返コメントを書くだけでも大変でしょうね。
私もお気に入りに登録させてもらいます。