「チョット雪でも見に行こうか・・・・」 あまりの閉じこもりだったので、チョット出かける気分に。
「白川郷はダメ。 あすこは雪の中を歩かなきゃいけないからダメ」
雪の中を歩くのが大の苦手の妻殿。 そういえば白川郷は2m近い積雪らしい。
まーとにかく、名古屋から東海北陸道の高速に乗って北へ。
美濃の国、盆踊りで有名な郡上八幡にでもしようかと思ったのですが、どうも雪が少ない。
高速道路を走りながらしばし思案。
「美濃の国ではアカンわ。 やっぱり飛騨の国にしようよ。」
「うーん・・・。それじゃ 高山 にでも行こうか・・・」
実にいい加減な暇人の老夫婦ですね。
美濃の国から飛騨の国へ入ってくると、一面が雪の世界に。
「雪の中を走るのもいいじゃん・・・・」
外の温度はマイナス2度。 でも車の中は温かですから、至極ノンビリのドライブ。
パーキングでタバコを吸っていた場所は、まるで雪の中。
雪の中を車で走るのが苦手な人が多いようですが、高速道路や幹線道路は雪かきがされていますから、冬用のタイヤであれば、全然問題はありません。 急ブレーキや急ターンさえしなければ・・・。
ノンビリ、プラプラと名古屋の我家から2時間半後。
雪の中を走って、飛騨の国の中心、高山に到着。
高山と言えばこの赤い橋が映されますが、白い雪の中では鮮やかです。
時刻はもう12時、陣屋前の名物の朝市はもう店じまいをしていました。
もう高山はスッカリ雪の中でしたね。
名古屋人の私から見ると、飛騨高山はチョット離れた古い田舎町。 あまり特別なイメージがない。
しかし、関西や関東の人は違うんですね・・・。 飛騨へ行きたい、飛騨高山に行きたい と思うらしい。
最近は外国人でも人気のスポットらしい。
「お腹すいたわね。 どこかで温かいものでも食べよう。 でも高山ラーメンはダメ。 あれは美味しくない」
「そうやな・・・。 昼飯や、昼飯を食べなきゃ。 高山ならなんかあるやろ」
まるで飛騨高山に、チョット昼飯を食いに来た夫婦といった感じなんです。 情緒がないですね・・・。
先月、平湯辺りは殆ど積もっていなかったので、このところの大雪なのでしょうね。
この1~2週間でバサッと積もったようです。
山の雪はかなり深いですが、車で移動する場所はよく雪かきがされているので、案外楽に行けましたね。
そろそろ恒例の冬の白川郷訪問もしなきゃと思ってますが。