いつも行く相生山の雑木林。 草むらに 白い花が咲いていました。
その白い花だけに秋の陽が当たり、まるで浮き上がっているように見えました。
「白い花~が咲い~てた~・・・・」 なんとはなく昔の歌を思い出しました。
きっと同世代の方はすぐわかると思いますが、昭和25年ごろ流行った、岡本 敦郎(おかもと あつお)の歌った「白い花の咲くころ」ですね。
歌詞を載せてみましょうか。
白い花が 咲いてた
ふるさとの 遠い夢の日
さよならと 云ったら
黙ってうつむいてた お下げ髪
悲しかった あの時の
あの 白い花だよ
よくよく歌詞を読みなおすと、この青年は失恋したのか、単なる恋人との別離だったのか、よくわかりませんね・・・。 いずれにしろこの恋は成就しなかったということですね。
私の青春時代には、残念ながらそんな感傷的な思い出話は全くなくて、無味乾燥の時間が過ぎていったような気がします。 こんな歌を思い出しながら、疑似体験? をしたつもりで、昔を懐かしんでいるだけなのですが・・・。 皆さんはどうでしょうか?
岡本 敦郎 は結構正統派の歌い手で、戦後の歌手としては有名人だったらしく、この「白い花が咲くころ」のほかに、「高原列車は行く」 などのヒット曲があります。 舟木一夫の「高校三年生」は、もともとは 岡本 敦郎 が歌う予定だったという話も。
せっかくですから、 岡本 敦郎の歌う 「白い花が咲くころ」 を聞いてください。
現代人が聞くと、甘ったるくて変な感じかもしれません。
歌は ここ をクリック。
あれ、このタイトル?最近どこがで聞いたわー
そうそう、
コクリコ坂からというジブリ映画の挿入歌でした。
あの映画の中では、かなり重要な位置づけでした。
その後、何度も何度も聞きました。
私の心にストーンと入った素敵な歌でしたね。
声優を務めている若い俳優さんが
歌っているのですが、なんとも言えない
いい歌になっていたと思います、、
ぜひ、現代版、お聞き下さいね。
白い花は、秋空のもと、ポワンと本当に浮かんでいるみたいですね。
今日、誕生日なのですが
誰からも気づかれずスルーされそうです。(´;Д;`)
コクリコ坂からというジブリ映画の挿入歌、聞いてみました。
確かに雰囲気はよく似ていますね。かすれ声がいい感じ。
哀愁をおびた歌は、意外と心の奥に生き残っているものですね。
今日は誕生日ですか・・・・。
ご家族は?
私などは自分でも誕生日を忘れることがありますが・・・。
白い花は清楚で綺麗ですね。
私は10歳上の姉がいたので意外に古い歌を知っています。
姉や母が唄っていた歌はよく分かります。
昔の歌は詩が素直というか分かりやすくて心にすんなり
入って来るような歌詞が多かったような気がします。