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 満開の梅花   3.5

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 名古屋市相生山の雑木林の梅畑。
 
 何時も行く自宅近くの相生山の雑木林。 
 その一角に梅の実を採るための梅畑があります。 そうそう、2週間前にも訪れて、ここで本を読んでいた人がいた場所です。

 「満開や、梅の花が満開や・・・・」
 ここは梅の実を採るための畑ですから、観光客は一人もいない。 ただただ、満開になった梅の花が、一杯に広がっているだけです。

 梅の木は、実をとるために木の高さを調整するものです。
 私の瀬戸内海の生家の山にも梅の木があり、秋には亡父に連れられて、梅の木の枝を落とすのを手伝った覚えがあります。 少々乱暴に思えるほど上の枝を切り落として、実が採れるぐらいの高さに調整してしまいます。

 「うんうん、ここの梅の木はちゃんと枝打ちがされているわい」
 観光用の梅林とは違って、花も横に広がって、下から見ると豪華でした。

 梅の花の中に何か動くものが・・・。 メジロさんでですね。
 満開の梅花   3.5_d0140806_824342.jpg
 メジロはチュンチュンと鳴きながら、彼方此方を動き回ります。 なかなかうまく撮れませんね。

 「そういえば、故郷ではメジロを捕っていた子供がいたな・・・」
 鳥もちを付けた細い竹棒を梅の枝に置いて、メジロが止まって動けなくなったところを捕まえるのですが、春の時期の風物詩みたいな感じ。

 故郷は漁師町。漁師のガサツイ子せがれどもが、綺麗な鳥を必死で捕って、鳥籠に入れて愛でる。別に親に頼まれたわけでもなく、売って金にするわけでもなく、自分が捕ったメジロを可愛がるだけです。

 「あのな~、メジロが鳥もちに掛かったら、すぐに外さんとアカン。羽に鳥もちがついたら後が大変や」 捕ったメジロについた鳥もちを、後で綺麗に洗ってやるのが実に大変なのです。 

 だから、鳥もちを付けた竹棒にメジロが掛かるまで、ジーと梅の花の下で待っていて、掛かると大急ぎでメジロを捕まえる。幾度か一緒に行きましたが、結構根気が必要だったことを思い出しました。

 春ですね・・・。 満開の梅の花を見ながら、つい昔のことを・・・。
Commented by odamaki719 at 2016-03-05 15:46
こんにちは!
 白梅が満開でメジロがいますね。
昔はメジロを鳥持ちで捕っていたのですね。
今では出来ない事ですね。捕獲して飼うには許可がいるので
昔はのどかでよかったですね。
Commented by rui-studio2 at 2016-03-05 17:05
梅の花が凄くたくさんついてますね。梅を採るには選定をするのですね。
私のマンションの入り口から100メートル?くらい桜が続いているんですが、
枝が張り過ぎるとか、毛虫が落ちてくるとか、切ったら景観が変わるとか、切る、切らないの論争があり、
結局広がったところをバッサリ切ったようですが、
梅は食用にするには剪定しなければなりませんね。
でもそれだけたくさん花をつけるということですから
二度楽しめますね~
Commented by rui-studio2 at 2016-03-05 17:15
そうそう、夫が3月で退職ということで安いツアーをプレゼントすることにしました。
上海4泊5日で、4月の初めに行ってきます。
手織り関係で行ってみたいのはスエーデン、
チェコのプラハがきれいと昔、フンザに行った時の女性添乗員が言ってましたけど、どうかしら?
東欧ってあまり行かなかったなぁって思います。
Commented by takeshi_kanazaw at 2016-03-05 21:00
odamaki さん。
そうですか、今は捕れないのですか・・・。
鳥かごに入れたメジロを猫に狙われるので、それもまた大変でしたね。
Commented by takeshi_kanazaw at 2016-03-05 21:04
rui-studio2 さん。
私は中欧のチェコやハンガリーは好きですね。
中世の面影があるような気がします。
といっても15年前の記憶にすぎませんが。
東欧は名古屋からのツアーがあまりない。
是非にとまでは意欲がわかないですね。
by takeshi_kanazaw | 2016-03-05 08:41 | 相生山の四季 | Comments(5)

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