連休中に絵を描いていました。
題材は3月に旅行した中国・江西省、三清山。
そうです、高所恐怖症の私が、死ぬ思いで?歩いた絶壁の断崖歩行です。
標高1800m前後の岩山をグルグルと4時間近く歩きました。
なるべく下を見ないように、道だけを見て一歩一歩。
緊張の連続で、その夜は嘔吐まで。
(詳しくはカテゴリ 中国・江西省の旅 を見てください)
そんな思い出の状況も絵に残しておこうということです。
連続する切り立った岩山が特徴的です。
よくある中国の山の絵と似たところがありますが、桟道は珍しい。
風景画ではあるのですが、個人的記憶を優先しているわけです。
岩壁をめぐる桟道や、そこを歩く人を大きめに描いてあります。
それでも絵の中では、人はまるでゴマのように小さい。
絵としては変な感じなのですが、桟道と歩行する人を描きたかったので。
それから手前の松。
写真では 前ボケ の感じでしたが、絵にするとやけに目立ちます。
絵ではあまり 前ボケ は使いませんね。
まー、中国らしい絵になりましたかね・・・。
手前の松が、ちょっと日本画風なのも、良いです。