ガイドのAさんの自宅に行こうという話になってしまって・・・。
「うーん、嫁さんは、お茶ぐらいは出せるといってますが・・・」
「じゃー決まりやな。 行こう、行こう」
ガイドのAさんの自宅を目指したのですが、渋滞に巻き込まれました。
「こらあかん、降りてリキシャで行こうよ」 とガイドのAさん。
住宅街の団地風の地域をリキシャに乗っていきます。
「リキシャってあんまり乗り心地はよくないな・・・・」
線路の前で降りて、線路を歩いて渡り・・・
住宅地の路地裏のようなところをゾロゾロと。
最近海外パック旅行で民家訪問というのがありますが、ほとんどは事前にセットされた半分観光用の場合が多い。 今回も前回の農家訪問と同様、全くのぶっつけ本番?の民家訪問ですね。
ガイドのAさんの自宅は、ちょうど日本の団地の集合住宅のような感じ。
奥さんと子供さんが2人。 はにかみながら迎えてくれました。
「先日農家の家を見てもらいましたが、我が家はバングラデシュの中流家庭の家ですね。両方見てもらったほうがいいかも」日本で暮らしたAさんらしい発想ですね。
「この家の値段はいくら?」 Aさんに親しくなったので質問も具体的。
「ここは賃貸で、一か月1万5000円ぐらいです。」
「ちょっと家の中を見せてもらっていいかな」
「いいですよ、どうぞ」
失礼ながら部屋の中を。
寝室ですね。バングラデシュもベッドスタイルなんですね。
こちらは台所。
この他に子供部屋があったり、我々が座っていたリビングなど。
3LDK といった感じですね。
「Aさんは中流というけど、この国では上流に近いな・・・」
我々の訪問時間は僅か30分足らずでしたが、奥さんは静かに控えめでしたね。
「娘(10歳ぐらい)には英語とイスラム教のスクールに通わせているんです。」
結構ガイドのAさんは教育パパのようです。
Aさんの家庭訪問は、遺跡巡りより勉強になりましたね・・。
日本へ来られた外国の方たちも、日本の家庭訪問がしたいようです。言葉の問題や食べ物の問題(特にイスラム教徒)がありますが、勇気をもって受け入れたいですね。
「さー、それじゃわが社の社長の自宅へご案内しますよ。今度はバングラデシュの上流家庭を見てもらいましょう」
なんでそこまで? これには理由があって、当初は家庭訪問は社長宅が予定されていたようです。我々がガイドのAさんの家を要望したので、Aさんも困って、社長に義理立てして2か所の家庭訪問となったようです。
会社の事務所兼社長宅。 日本語ガイドが3人もいるらしく、バングラデシュでの日本人観光客の受け入れ会社としては大手かもしれません。
社長宅はさすがに立派な応接間。 調度品が豪華です。
すでに果物が用意され、社長の息子さん(30代?)まで出てこられて、しっかり歓待されてしまいました。
ガイドさんのうちへ押しかけたのも初めての経験ですし、受け入れ会社の社長宅まで訪問したのは驚きでしたね。 観光慣れしていない?バングラデシュだから出来たことですね。
バングラデシュのガイドさんのお宅と社長のお宅を
訪問されたのですね。バングラデシュではガイドさんの
お宅はいい方なのですね。
今朝テレビで再放送なのですがバングラデシュが好きで
丹波篠山口でバングラデシュの民族衣装や雑貨を売って
いるご夫婦がいました。そのご夫婦はバングラデシュに
学校が足りないともういくつも学校を建てられたそうです。
民族衣装の売り上げも学校を建てる費用にあてているそうです。
バングラデシュに魅せられたご夫婦がいました。
子どもたちの笑顔がたまらなく可愛いそうです。