その全体の規模は約100ha。世界最大のマングロープ森林地帯だそうです。
マングロープというのは、熱帯 - 亜熱帯地域の河口汽水域の塩性湿地に成立する森林ということですが、日本では沖縄にあるらしい。
「さー、船に乗ってマングロープ見物ですよ」
「しかし、ホントに凄い泥やな・・・」
この場所は観光船の船着場だけじゃなく、この一帯の渡し舟も利用する場所らしくて、一杯小さな船が見られます。
周囲の状況は、川岸の高いところに人家がパラパラ。小さな畑も。
船着場からベンガル湾に向かって下っているのですが、何処までが川で、何処からベンガル湾なのかサッパリわかりません。 なんといっても大河ですから・・・。
一時間以上乗っていても、一向に景色は変わりません。
「まー、ノンビリ行きましょうや・・」
「そろそろ昼飯にしましょうか」
この船の上でランチです。 お兄さんが一生懸命料理してくれました。
「それじゃマングロープの林を歩きましょう」
マングロープの林は泥の中ですから、特別に道でも作らないと足を踏み込むことは出来ません。観光用の特別ロードですね。
「ベンガル虎に襲われる?」
「いや、虎は殆ど見ませんね。 私は去年2回ばかりチラッと見ました」
このマングロープの自然林にはシカやサル、野鳥など多くの動物が生息しているそうですが、虎は約300頭。 日本の熊より少ないですから、殆どお目にかかれないようです。
マングロープの林の中はこんな感じです。
歩道の近くの足元は。
「うーん、マングロープの林を開墾するのは結構厄介やな・・・・」
恐らく数百年前は、もっと上流までマングロープの林が広がっていたのでしょうね。
少なくなった野生動物を飼育する小さな施設がありました。
ワニさんもいましたね。
実は私はタイに滞在していた時、海辺や川岸のマングロープの林を沢山見ました。一口にマングロープ林と言っても、場所によって生えてる植物も違うし、見た感じも違います。 このバングラデシュの自然林は、全く手つかずの状態という感じですね。
出発した場所に帰って来ました。
道路の上で市場が出来ていました。
こちらでは エイ をダイナミックにさばいていましたね。
「さー、クルナに帰ろうか・・・」
ネットで拾った航空写真が綺麗ですね。
船上の食事が美味しそうですね。
今回の旅はとても家庭的ですね。
そうですね、一種の干潟ですね。
此処に道を作るのは大変です。
まず土木工事の機械を入れることが難しい。
最初に泥をさらって運河を作らないと、道が流されてしまいますね。
運河が出来れば、意外と道を作るのは可能かも。