コロンボはスリランカ最大の町。 人口80万人ですが、周辺の衛星都市を入れると、300万人ぐらいの大都会ですね。 首都はコロンボ近郊のスリジャヤワルダナプラコッテに移っていますが、実質はこのコロンボが首都のようです。
「スリランカ唯一の高速道路です。コロンボ周辺と空港をつないでいます。 この道路は日本のODAで建設されました」
高速道路から見えた風景。
市内の繁華街に入って来たようです。 大きなバスターミナル。
車窓から見える街中の様子です。
そんなに貧しくはないけれど、まだまだ近代化はしていないという感じですね。
「独立後に外交的にはインドと同じく中立主義で、社会主義的な政策をとってきたからかな・・・。どうも町全体が古い感じだな・・・」
外国資本を積極的に導入したマレーシアやタイとは随分雰囲気が違います。
「そういえば、スリランカで大きな工場を見なかったな・・・。 1000キロもメイン道路を走って来たのだから、たまたま工場に出会わなかったというわけでもないだろう。 恐らくこの国に製造業は育っていないんだ」
スリランカも経済の自由化に踏み切り、コロンボの中心街は車で一杯です。
コロンボの町の骨格が出来たのは、イギリス植民地時代の19世紀。 港近くにその当時の建物が残っており、現在もコロンボの中心街のようです。
高いビルが現れました。
中心街のすぐ傍はインド洋が広がっています。
家族連れでしょうか、海岸沿いを散歩していました。
植民地時代の建物が残り、近代的な高層ビルもチラホラ。
しかし、周囲の庶民の住む街角には、古い家並みも混在する・・・・。
「どうもミャンマーのラングーン(ヤンゴン)と似ているわ。 マレーシアのクアラルンプールやタイのバンコクとは全然違う感じだな・・・・」
恐らく、この町はこれから急激に変化していくのでしょうね。
「だけど、スリランカの基本産業が、宝石やお茶では限界があるわな・・・。 やっぱり製造業が必要だわ。 当面外資導入しか方法がないのとちゃうかいな・・・・」 そんな思いがチラッと。
コロンボの町はスリランカ最大の町らしく賑やかですね。
ビルも建っていますね。
インド洋が広がっていて海はいいですね。