なんとも頼りなさそうな、数ミリの小さい花。
「この小さな青い花は何?」
「これはね、 忘れな草 」
「ふーん・・・。 これが 忘れな草か・・・・」
名前は知っていました。 と言っても、数十年前に 若いころの倍賞千恵子(寅さんの妹、サクラ さん役)が 「忘れな草をあなたに」 という歌を歌っていたのを思い出します。
~幸せ祈る言葉にかえて、忘れな草を あなたに、あなたに ~
その歌詞から想像するに、もう少し大きな立派な花を想像していました。
「これだけ小さいと、マクロレンズで撮るしかないな・・・」
改めて、雨上がりの時に、忘れな草の花を・・・。
愛を伝える時、大きなバラの花もいいですが、小さな忘れな草の花を差し出したほうが、意外と?効果的かもしれませんね。
ご存知のように、この花の花言葉は、 「真実の愛」 「わたしを忘れないで」
インターネットで調べると、花言葉の語源は、中世ドイツで恋人に花を摘もうとした青年が川に落ちて死亡。死ぬ前にこの忘れな草を恋人に差し出して、私を忘れないで と言ったとか。
花言葉というのは語源を知ると、一層イキイキしてくるものですね。
雨上がりの勿忘草が綺麗に撮れていますね。
ひと際ブルーが綺麗です。
でも、その実、なんの役にも立たない知識なんですよね(笑)
まあ、すべからく教養というものは、そういうものなのでしょうが。
身も蓋もないコメント、失礼しました。
そう、世の中すべからく役立たない知識で動いています。
それが意外と人間の感情を左右したりして。
知り合いの弁護士が、人間はまず感情ありきで、理屈は後でつける傾向があると言っていました。