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 天至の里へ  雲南の旅 13   3.2

 日本各地に 天空の里 という名前を付けた場所があります。
 南アルプスの下栗の里もそうですが、これから行く元陽はその比ではない。
 規模と標高が全然違う。 ということで 「天至の里」 という造語を作りました。

 さてさて、元陽への道行ですが。
 まず標高500mぐらいの 紅河 沿いに上流に向かいます。 ダムが見えます。
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 紅河はここ雲南を源流として、ベトナムのトンキン湾に注ぐ、1200kmの大河です。 この地域一帯は 紅河ハニ族イ族自治州という行政区分で、その中の元陽県になるらしい。 とにかく山の中です。

 河を離れて山の中へ。
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 何やらクネクネとした山道を登って行きます。 道は一応車が行きかう程度の広さはありますが、ミラーは全くなし。 ドライバーさん、慎重に運転してね という感じ。

 前方に高い山が霞んで見えています。
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 「まさかあの山の上まで登るんじゃないよね。 あの頂上はそうとう高いぜ」

 バスはドンドンと登って行きます。
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 道の両側は結構亜熱帯植物が生えています。 天気が良かったからいいですが、霧の中だったらチョット怖いですね。

 「随分上がってきたぞ。 もう1000mは上がったんじゃないか・・・」
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 山肌を縫うように道が見えますが、我々のバスも同じような道を走っているわけですね・・・。
 霞んで見えていた山はなくなりました。 ということは、下で霞んで見えていた山の中を、我々は走っているということにないますね。

 「こんな高いところに部落が一杯見えるぞ」
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 山の頂上近くに部落が散在しているのが見えるでしょうか・・・。 もう標高は1500mを超えて2000近くになっているんですが・・・。

 さらに我々のバスは登って行きます。 遠くで見えていた部落が目の前に迫ってきました。
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 これだけ部落が近いと云うことは、我々はとうとう、天空の中に霞んでいた山々の、頂上近くの部落にたどり着いてしまったということなんですね。

 何やら部落の道という感じになってきました。
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 とうとう、とある部落に突入。
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 「いやいや、こんな高いところに来るとは思わなかった。標高2000mぐらいあるんじゃないか。 それに結構あちこちの山に、大きな部落が一杯あるじゃん」

 数百件の家屋、ホテルもあり、結構大きな部落です。 そんな部落が彼方此方にあります。
 不思議と海抜1000m辺りには一軒も家がなかったのに・・・。

 さー、いよいよ棚田の見物です。
 後で判ったのですが、このツアーの多くの人が、この棚田を見たいがために参加したそうです。
 去年は霧で見えなかったから、今年も参加した人がいるくらいですから。

 棚田の様子は次回以降へ。
Commented by odamaki719 at 2014-03-02 15:27
こんにちは!
 「天至の里」は高いところにあるのですね。
棚田が目当てでしたか。
ツアーは何人ぐらいだったのですか?
Commented by takeshi_kanazaw at 2014-03-02 20:56
ツアーメンバーは18名。 半分は一眼レフのカメラ持参。
元陽の棚田は知りませんでしたが、写真好きには有名なのですね。
これからどんどん棚田の写真を掲載していきます。
by takeshi_kanazaw | 2014-03-02 11:32 | 中国・雲南の旅 | Comments(2)

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