この季節、開田はカラマツの落ち葉で埋まりますね。
いつも行く岩魚や五平さんは、カラマツ林の中にある別荘地の一角。
一年に2~3回訪ねるので、顔なじみです。
「今は外はアカンわ。 風が吹いてカラマツの落ち葉が一杯や。今日は中の囲炉裏でお願いしますわ」 そういわれれば、外の小さな囲炉裏は青いカバーが。
以前このブログで、岩魚の炭火焼き を 残酷ショー と名付けて紹介しました。
囲炉裏に座って何気なく見ると、外には柿が干してある。
「そろそろ寒くなって来たな~・・。 いつまで店はやるんだい?」
「うん、11月の24日の日曜日までにするつもりですわ。 それ以降は下へ降りますわ」
開田は冬は雪に埋まります。 当然お客も来ないということ。
岩魚が焼けるまで外をプラプラ。
「そうか、今年は紅葉が遅いと思っていたけど、この寒さで早まるなー」
このお店はカラマツ林の中にある感じ。 周囲はカラマツや雑木林が広がっています。
店の軒下に柿が干してあります。
「かごに入れてある、赤い小さなものは何だい?」
「柿の皮ですわ。 これを漬物の中に入れると、甘みが増して美味いんですわ」
なんとなく冬支度がドンドンと進んでいますね。
さー、昼飯を食いますか。 岩魚のマリネから天ぷら、塩焼き、蕎麦、田舎汁、五平餅・・・。一杯出てきますが、少々食べるのにはしんどい。
「オヤジさん、この定食Aはボリュウムが多いわ。これまで何時も全部食べられたけど、今年はチョット苦しいかな。 俺もそろそろ歳かな・・・」
「まー、頑張って来年も来てよ。 来年も元気で全部食べてくださいよ」
「そうやな・・・。 来年も全部食べれるかな・・・」
開田高原ではカラマツの落ち葉が多いのですね。
「岩魚や五平」さんは前にも見せて頂きましたが
定食は色々と出てくるのですね。
私も定食で天ぷらなどがあるときつい年ごろになりました。
吊るし柿のある風景が素敵ですね。