「あんまり草原の遠くまで行かないでください。何処に居るのか判らなくなりますから」
そうですね、こんな所だと距離感がくるってしまいますね。
「さー、皆さんが泊まる パオ へ行きましょうか」
少し痛い足を引きずって・・・・。
何やら変なものが見えてきました。
私はテレビなどで見る、テントみたいな小さなパオに、みんなで雑魚寝すると思っていました。 まー,一晩のことだから、我慢するかな・・・なんて覚悟してたんですが。
「この一つの建物に、ひと組ずつ泊まるの?」 「そうですよ」 とガイドさん。
とにかく私にあてがわれたパオに。
中に入ると内部は一応フェルトで覆われ、中央にベットがドカーンと。
ちょっと予想外の展開ですね。 まるでパオ形状の高級バンガローといった感じですか。
シャワー、トイレ、簡単な炊事場が付いていますが、温調はなかったかな・・・・。
なぜか、部屋の全面はガラス張りで、部屋から草原が見えます。
ただ、夜は寒かったですね。10度以下になって、毛布を2枚被って寝ましたね。
「この草原では、もう1~2週間すると霜が降り始めるよ」 とのこと。
とにかく泊まる場所が結構快適? だったので、後はゆっくりと草原散策へ。
パオというと私もテントの大きなのを想像していました。
でもひとりで泊れてタバコも吸えてよかったですね。
夜の寒いのは困りますが草原が見渡せるのが素晴らしいです。