とにかくチャンと朝はモーニングコールで起こしてくれて、チャンと朝ごはんが食べれて、バスの用意がしてあって、次の観光地へ連れて行ってくれる。
「今日は何処に行くのかな~・・・・」
添乗員さんが、親切に旅行中の見学先や、出来事を、細かいメモを書いて最後に配布してくれました。 そのメモによれば、 クロアチアの旅の5日目は、イストラ半島西海岸の ポレチュ と言う町。
「あれ? この教会(エウフラシウス教会)、何処か変だな・・・・」
どうも見慣れたヨーロッパの教会とは一味違う。 ゴツイというか、素朴というか、野暮というか。 全然洗練された感じがしない。
「こりゃ中世の匂いがする。それも相当古い感じだ」
フランスのモンサンミッシェルも少し似た感じがありますが、それでも中庭に華麗さがありました。確か10世紀頃の建設だったと記憶してます。 このポレチュの教会はもっと昔の感じがしますね。(モンサンミシェルの様子はこのブログ、カテゴリ、西洋旅行記をクリック)
「なるほど、この歴史ある野暮さが世界遺産の理由か・・・・・」
多分添乗員さんがチャンと説明してくれたんでしょうね。 どうも5世紀前後のキリスト教が認められて月日が経っていない頃の教会だったんですね。
この教会の売りは古い建物とモザイクタイル。
文句ばっかり言ってますね。 でもね、この教会のように、きっと中世のヨーロッパは 野暮 だったんじゃないですかね。
次に行った聖堂がまたチョット変わっている。
どうもローマ帝国崩壊後にビザンチンの影響下にあったのでは・・・・・。 それでも現在のギリシャ正教の聖堂とは少し味が違いますね。 キンピカだけど、素朴さがありますね。
「さー、飯だ、メシだ!」
「箸はないのかな、日本の箸。 ナイフとホークで魚を食べるのは大変だよ」
何時も思うのですが、海外旅行で食べる食事。 中国は沢山出てきますが、ヨーロッパは前菜とメインデッシュ、そしてデザートで終わり。 パック旅行だからですかね・・・・