高台寺は豊臣秀吉の正室である北政所( ねね。高台院)が秀吉の冥福を祈るため建立した寺院なんだそうです。 この寺の建立には徳川家康が尽力し、北政所に点数を稼いだ。 その影響もあってか、関ヶ原の戦いには豊臣方の多くの武将が徳川方に付いたという説が。
まー、現代の高台寺は他の観光客が多い寺に比べ、割合静かに紅葉が見られる場所ですね。
建物の一部は伏見の聚楽第からの移設らしいのですが、大半が焼失。復元はされていないとか。
そのために、お庭が広く感じられますね。
糟糠の妻である ねねさん。 古手の豊臣の武将にとっては母親みたいなものでしょうね。 意外と歴史は人と人との感情で動いていたのかも知れません。
少し高台にある茶室。 伏見城から移設されたものだそうですが、凄く質素な藁ぶき小屋。 周囲の紅葉が綺麗でした。
高台寺で少しゆっくり出来ましたが、それでも結構観光客が多かったですね。
さらに高台寺から北へ。 円山公園まで小さな径がありますが、これを ねねの道 なんて名前をつけているのは面白い。
庭園のモミジは手入れが良いから、綺麗なんですよね。
野山のモミジは葉っぱが完全な形で赤くなってるケースはホントに少ない。