まるで東京駅かと見間違うほどの大変な乗客数ですね。
瀋陽は中国語で書くと 沈阳市 旧満州時代は 奉天 ですね。
現在は人口850万人、東北最大の都市だそうです。
遼寧省は北京から東北へ向かう根っこの場所でもあり、朝鮮半島へ向かう中継地でもあります。
北朝鮮との国境 丹東 という町の名前がテレビでよく出ますが、これも遼寧省の都市ですね。
遼寧省の総人口は約5千万人。まー中国では中ぐらいの規模の省ですが、吉林省、黒竜江省を合わせると東北3省はほぼ1億2千万人で、日本の人口と同じぐらいあるんですね・・・。
「やっぱり大都会だね・・・」 駅前の混雑ぶりは大連以上ですね。
街中は大きなビルが林立しています。
「あーあ、やっぱり瀋陽も大都会だったな~・・。中国東北もこれじゃな~」
旅行というのは、自分の持っていたイメージと現実がピッタリ合うということは少ないですが、今回の中国東北の旅は、まったくイメージと合いませんね。まったく合わない。
街中の雰囲気は、日本の歩行者天国みたいな感じ。
飾りを見ると父の日が近い、いや、当日が父の日だったのかな~・・・。
たとえば日本へ旅して、東京ー京都ー大阪と新幹線で移動すれば、日本の本当の姿を見ることが出来たかと言うと、甚だ疑問ですよね。
「やっぱり中国はホントの田舎に行かないとダメだな~・・・」
やはり、人口の多い国はパワーが違います。
まー中国の場合、省はヨーロッパの国以上の人口がありますからね。
それだけの人口の国がパワフルに動き出し始めました。
ヨーロッパ中心の世界が変化するのも遠くないかもしれません。
西洋に偏ったいろんなシステムにそろそろオサラバですかね。