標高1500メーター付近だったでしょうか、 道の両脇に雪が。
この辺は不思議と雪が多いですね・・・。
「やけにスピードを出すオートバイが多いな~・・・。車も何かせっつくように慌ただしい。まるで都会の喧騒が移動してきたみたいだ」
この292号線は、自然が一杯の信州路に似つかわしくない、慌ただしい雰囲気があります。
何を急いで先を行く・・・。
「あー、そうか。 スキー場があるんだ。」
志賀高原では5月の連休後もスキーが出来るんですね・・・。 それもかなりの雪量がある。
その日は土曜日。 多分東京を早朝に出てきたんでしょうね。 今シーズンの最後のスキーを楽しむ人達が押し寄せてきています。
長野県と群馬県の県境の 渋峠は スキー客の車とバイクで、足の踏み場もないぐらいの混雑ぶりでしたね。
「どうもイメージが壊れたな・・・。 ゆっくり高原を走ろうと思ったのに・・・」
渋峠を過ぎると、少しは人の数も減ってくる。
「あれ? これ以降は普通タイヤは通行不可? 」
私は冬用タイヤから普通タイヤに替えたばかり。
「道路情報なんて信用できないよ。全然問題ないよ。」と 麓から上がって来た人。
そうですね、よくある役所の過剰保護情報。 (私も走ったがまったく問題なしでした)
何を急いでそんなに走るんだ・・・。 ゆっくり行こう・・・。
気に入った場所で車を止めて・・・。
「このまま草津から軽井沢というルートは、人も多いし面白くないな~・・。万座温泉からのルートに変更しようか」
どうも関東に近づくと、多くの人をどう避けて走るか という知恵が必要のようです。