ポピュラーな道は大正池からカッパ橋までの道。 カッパ橋から明神池に向かう道など、ハイキング気分で歩くことが出来ます。観光客が比較的少ないので、ゆっくり出来ます。
人間の手が殆ど入っていないので、遊歩道の周囲の木々の表情がいいですね。
時には倒木が ドテン と横たわっています。 引きちぎられた枝が、まるで槍のように存在を主張しているのが面白い。
珍しく猿が出ていました。 上高地には何度も来ていますが、猿さんにお目にかかるのは初めてです。 毛並みもいいし、あんまり痩せていないので、食べ物は豊富なんでしょうか。
数日間ズーと雨が降っていたので、梓川は水量が多くて白く濁っていました。何時もは水が綺麗で、梓川沿いの道を歩くと一段と気分がスッキリします。
「あー・・・。カラマツがまだ茶色だな~・・・」
白い雪山、綺麗な梓川、新緑のカラマツ。 今回はそんなイメージを求めていたんですが・・・。
信州路にはカラマツが多いのですが、この木は標高の差で表情を変えていましたね。 上高地のように標高が1500メーター近くだと、新緑はまだですね。 そうでした、霧の乗鞍高原でもカラマツはまだ茶色でした。 下へ降りた時にまた撮りましょう。
上高地の特徴となっている穂高連峰が近づいてきました。
「もっと雪で真っ白な山がいいけどな・・・。梓川が綺麗な水色で・・・。周囲の木々が緑に輝いて・・・」 勝手な言い分なんですが。
そろそろカッパ橋が近くなってきました。
大正池からカッパ橋まではほぼ4キロ弱。 ゆっくり歩いて一時間ですから、上高地に行かれる方は是非歩いてみてください。 6月頃の新緑がいいですね。天気は運次第ですが。
夏休みだからかなあ。焼岳に登ろうとしたけど、雨で予定変更、小説「氷壁」の徳沢園に行ったけど、雨の中結構、きつかったです