「そういえば、昔そんな話を聞いたことがあるよ。あの頃は中国はベールの中だった」
アメリカが基地と間違えた福建土楼は、今や世界遺産で多くの観光客がおと連れています。
さてさてその土楼ですが、以下点描風にまとめてみました。
Ⅰ「さざめきが聞こえてきそうな・・・」
往時はここで600人が生活をしていたそうです。
一階で炊事をする人、その周りで遊ぶ子供たち、上からそれを眺め話しかける大人たち・・・。
そんな風景が目に浮かびませんか?
夜ともなれば、全ての提灯に火がともって賑やかだったでしょうね・・・。
Ⅱ「生活の匂い」
現在でも老人を中心に、100名ぐらいの方がここで生活をしています。
観光客が大勢押し寄せる中でも、日々の生活が続いています。
腰を落としているお婆さん。いいですね・・・。
Ⅲ「お昼休み」
ちょうどお昼過ぎ。食事も終わって洗いものも済み、静かな時間が過ぎていました。
それにしても中国の人は赤い字のビラ?を貼るのが好きですね・・・。
四「お出かけ」
階段の上からお爺さんが降りてきました。何処かえお出かけのようです。
階段は数か所しかないので、自分の家の上の階には直接行けません。
五「まるで砦のよう」
最上階の四階からの眺め。確かに土楼は外敵から身を守る砦みたいですね。
三階と四階には外が見張れる窓がありますが、それ以外は全て土の壁です。
少し長くなったので、続きは次回へ。
居住者全員のもので合理的?ですね。少々息苦しい感じもしますが、
うっかり子供だけで遊ばせられない昨今の治安には、良い対策かも。
昔は我が故郷の小さな漁村では、道路が第二の居間みたいなもんんで、何時も近所の人が集まってましたね。もう、そんな時代は過去の話ですが・・・。