確かサイゴン陥落が1975年ですから、35年の月日が経過したんですね。
元南ベトナム政府の大統領がいた場所ですね・・・。
ここへ解放戦線の兵士がよじ登り、旗を立てたシーンを思い出しますね・・・。
ベトナム戦争ってなんだったんでしょう?
当時のアメリカの主張は、自由世界を共産主義から守る ということでしたかね。
この考え方は、大いなるアメリカの 錯覚 でしたね。
ベトナムは植民地状態からの脱却をめざしていたわけで、社会主義陣営に属したのは単に自由主義国家が植民地主義を捨てなかったからでしょう。ベトナムはサイゴン陥落から、その後カンボジア紛争がらみで、社会主義国家の中国とも戦争しています。
このアメリカの 錯覚 は現在も進行中で、イラク、アフガン、パレスチナも テロとの戦い と言ってますが、基本は各国の自主独立勢力を、アメリカの都合のいい傀儡政権で守ってるだけ。
私は別にはっきりした政治信条はありませんが、アメリカはこれからもベトナム戦争と同じ過ちを繰り返すでしょうね・・。 アメリカという国家はそういう国家ですね。
話が硬くなっていますね・・・。
上の写真の建物の中に ホーチミン さんの像があります。
この人は ホー爺さん と呼ばれて、ベトナム国民から慕われているようです。
中国の毛沢東のような独善主義者でなく、したたかな外交や粘り強い行動が特徴のようで、単なる社会主義者ではないのではと思います。
そうでした、観光スポットの紹介でした。
米軍が残していった各種の武器が展示されています。ヘリコプターに USA ARMY の白い文字が見えますが、実際に使っていたものでしょうね。
ベトナムのもう一つの顔は、長らくフランスの植民地だったこと。
教会ですね・・・。
現在も人口の10%ぐらいはキリスト教徒らしい。
残りの多くは仏教徒というのですが・・。 サイゴンにお寺はあまりありませんね・・・。
パリのシャンゼリゼ通りと似た雰囲気の通りがあったり、昔のフランス風の建物が結構残っていますね。 教会のすぐ横に中央郵便局。
実際に郵便業務を行っていますが、何と真ん中は土産物売り場。 ベトナムらしい?
今回食べませんでしたが、ベトナムのフランス料理は安くて美味い。日本のフランス料理よりはるかに年季が入っているからでしょね。そうそう、屋台でフランスパンを売っていますよ。
歴史というのは、現在にいろんな影響を残しているんですね・・・。