「半日で知床半島を見たいんですが・・・・」
ホテルの観光アドバイザーなる人に聞くと、なんとも変な顔をされました。
「お客さん。知床を見るには2~3日は滞在しないと・・・。まー、お客さんがどんな観光をしたいかによりますがね・・・」
どうも知床半島に来る人の多くは、じっくりと自然を見ようという人が多いようで、私のように知床旅情の歌につられて、プライと来る奴は論外という感じでしたね・・・。
それでも、くだんのアドバイザーは、しぶしぶ主な観光スポットを紹介。
「知床半島クルーズ。これは4時間必要。近場だとウトロの燈台と知床五湖、それに羅臼峠。自然を楽しむならプロの自然ガイドと一緒にじっくり廻る方がいい」
「今日はウトロから羅臼を通って、摩周湖まで行くつもりなんですが」と私。
観光アドバイザーは、「・・・・・・・。まー、好きなように・・・」
知床観光をしたい方は、ウトロに連泊して、クルーズや自然ウオッチをした方がいい。
時間がなくて知床半島クルーズが出来なかったのは残念。
とにかく、まずはウトロの灯台を目指して出発。
入り口の知床自然センターに車を止めて、歩きだしました。
まず目に入って来たのが、下の看板。
熊 が出るんですね・・・・。
途中で会った自然ガイドの人に聞くと、彼女は今年は7回熊に出くわしたとのこと。
燈台まで約30分の道のり。原生林の小さな森の中を抜けていきます。
一人で原生林の中を歩いていると、なんとなく熊に出くわしそうな・・・。
しばらくすると燈台が見えてきます。
一面の 見慣れない草 ですね。知床らしい風景ですね。
「知床の海岸がみたいな~」 誰でもそう思いますよね。
燈台に近いところに100メーターの断崖がありました。意外と知床の断崖を見る場所は限られていて、クルーズ船に乗らないと、全部はしっかりと見られないとか。
その断崖には 海鵜 が飛び交い、フレペの滝 がありました。
多分知床半島にはこんな風景が一杯あるんでしょうね・・・。
「疲れてきたな~・・・」
少し歩いただけで、もう汗が一杯。昨夜のサーカー観戦が応えました。
「あれ? 熊じゃないか?」 森の中で何やら動くものが・・・
鹿 でしたね・・・。鹿はこれからも至る所で出くわすことになります。
とにかく先を急がないと、その日のうちに摩周湖にたどりつけません・・・。
僕は2回行きましたが、2回とも羅臼岳登山に登りました(笑)
だから、山以外だと知床5湖くらいしか歩いていません。
また、行きたいな。。。
羅臼岳への登山だと 熊 に出会う可能性が高いでしょうね。