「今日は暑くなりそうだ。でも梅雨が近いから、今のうちに行っておくか・・・」
朝の苦手な私が、驚くなかれ朝の5時に自宅を出発。 7時半には奈良公園へ。
ご存じのように、現在の奈良は平城京の外京に当たります。若草山などの小高い丘に面した都の郊外の感じだったのでしょう。奈良公園はその面影が少し残っている?
早朝の7時半ごろは、さすがの奈良も静かです。
「少々お腹がすいたな~・・」
ろくに朝飯は食べなかったので、奈良公園でコンビニで買ったおにぎりを。
食べながら周囲を見ると、公園の木々は結構大きいですね。樹齢はどのくらいでしょう・・。
朝の光が柔らくて、ゆっくり出来ましたね。
「構えが大きいな~・・・」
飛鳥の都跡とは公園の大きさが全然違いますね。どうも時を経て、都の作り方やこの公園の作り方の発想が違うと言うか、都市計画の根本が変化したのでしょうね。
これまで奈良を訪ねる時は 現代から過去を視る イメージでした。
しかし、今回は まほろば紀行 で古いヤマトの国をぐるぐる廻ったせいで、チョットイメージが違って見えますね。
4世紀頃の三輪王朝から5世紀頃の河内王朝、そして飛鳥王朝と時代が経過して、やっと8世紀の平城京にやって来たという感じでしょうか・・・。
「とにかく東大寺から廻ってみるか・・・」 ということで、まずは東大寺へ。