豊田市足助(あすけ)町は ”中馬のひな祭り”が有名です。
足助町は尾張・三河から飯田への道(飯田海道)の宿場町で、この街道は別名 ”塩街道”と呼ばれ、中馬で塩を運んだことから、中馬海道とも言われます。
昔からこの町では、家々が外から見える形でひな人形を飾ったとか。
今ではこのひな祭りが観光の売り物になっています。
他の地域のお雛様とは少し感じが違っているかも。
どうも古いお雛様は ”三州泥人形”と呼ばれる、土雛だったようです。
町中の家々には結構古い人形も飾ってありました。翁とオオナの人形。
明治から昭和にかけて、素朴な人形が作られていたようです。
生活感のある人形もチラホラ。
お雛様というのは結構高いものでしょう?
恐らくこの足助という町は、塩などの物資の中継地として栄えたんでしょうね。
現在では ”中馬のひな祭り”は町を挙げてのイベントになっていました。
そんな様子は次回に。