旅の2日目、いよいよ 炳霊寺(へいれいじ)の見学です。

 私は何時もの通り、見学先の予備知識は全くない。 現場を見てからいろいろ考えるスタイルです。
 「ふーん、この遺跡は石窟が有名なのか・・・・」
 お寺に入る入口にこんなものが。 世界遺産のマークのような感じ。
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 どうもシルクロードは世界遺産だから、その一部だという位置づけなのかも。 不確かですが。

 お寺の入り口の門らしきところに到着。
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 この遺跡は黄河ダムが作られて、水没を免れた部分だけが残っているハズですから、この門も我々が歩いている道も、ダム建設後に作られたものと言うことが出来ますね。

 ダムから見えた寺院らしきものが現れました。
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 「これがこの寺の本殿? なんだか変だな・・・・」
 お寺と言えば、大きな門や本殿などの寺院を見慣れている日本人には、奇異に感じてしまいますね。

 前にもこのブログで載せたと思いますが、仏教世界で寺院が出来たのは中国に仏教が来てからで、インドの原始仏教の時代や、西域仏教の頃は寺院はなかったらしい。 今でも南伝仏教では主体は釈迦の骨を祭るパゴダ(仏舎利塔)ですね。

 「そうか、この仏教遺跡の主体は石窟なのか・・・・。 そういえば敦煌もキジルも大きな寺院はなかったな・・」
 ちなみに、この 炳霊寺 と言うのは、チベット語で 千仏 という意味だそうで、いわゆる千仏洞の一種かも。

 案内役の我観光団のスルーガイドのSさんがのたまった。
 「このお寺はチベット仏教のお寺です」   
 チベット仏教のお寺? 確かに岩の上のお寺にはチベット仏教らしい旗がありますが・・・。

 彼女はチベット人なので、身びいきでそういってるのか? イヤイヤお寺の名前の由来もチベット語らしいから、本当かもしれないし・・・。  私はズーと首をひねりながら見学することになりました。

 この遺跡は周りを岩の山で囲まれ、その岩肌にダムの水が打ち寄せている感じです。
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 観光用に作られた道をたどって、岩山の淵を歩く感じですね。 ダムがなければ恐らく下は断崖の谷なんでしょうか。
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 この時期はダムの水が少ないそうで、8月頃は下の道はダムの水で水没するらしい。

 断崖に掘られた石窟群が現れました。
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 千仏洞としては敦煌の莫高窟が有名ですし、キジル千仏洞もよく知られています。 この 炳霊寺 の千仏洞も基本スタイルは同じですが、殆ど手が加えられず、洞窟がむき出しのようになっています。
 「観光客もいないし、石窟の中の写真も撮れるし、僕は気に入ったよ」

 一番大きな仏像が現れました。 莫高窟でもありましたね、このスタイル。
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 どうもこの仏像は改修されたもので、新しいですね・・・・。
 この遺跡の主体はこの大きな仏像ではなく、周囲の200弱ある石窟の方が重要なのでしょう。

 「しかし、どうも気になるな・・・。 この寺がチベット仏教の寺だという話・・・・」
 ガイドのSさん曰く、昔からこの地域はチベット人が多く住んでいて、その人たちのお寺だというのです。
 一応このお寺の説明には、五胡十六国(4~5世紀)の時代の創建と言うのですが・・・。

 後でユックリ考えてみれば、どうも我々は漢民族の作った歴史に影響を受け過ぎているのかも。
 そこで、私の拘り癖が出てきます。 これ以降は、私の勝手な歴史探訪です。
 歴史的には河西回廊の支配者は誰だったのか?

 仏教がこの地方に伝来したのは5世紀以降のハズ。 西域仏教の隆盛は5~8世紀だからそんなもの。
 7世紀頃のこの地方の様子を歴史地図で探しました。
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 この河西回廊はかろうじて唐(漢民族)の支配ですが、まるで線の支配のように僅か。 南の蕃と言うのはチベット族の国です。私見ですが、漢民族が西域を支配したのは、後漢と盛唐の僅かな時期に留まっていたのではと思います。 敦煌は漢民族の離れ小島みたいな時期が長かった。

 9世紀頃、晩唐と言われて唐の力が衰えたころです。
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 河西回廊の地域はスッカリ 「吐蕃(チベット族)」 の支配下にありますね。

 12世紀頃。 ツングース系と言われる西夏がこの地方を制圧しています。
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 恐らく南の吐蕃(チベット族) 西のウイグル族 東の西夏(ツングース族)が入り乱れて戦っていた?

 「そうか、確かにガイドのS女史の言う 炳霊寺はチベット仏教のお寺 との見解も、あながち誇張ではないかもしれんな・・・・」 現在でもチベット、青海省、四川省西部はチベット族の世界ですから。

 ちなみに私の調べた範囲では、現在の中国の 炳霊寺 の説明(中国語)には、五胡十六国の国名は出てきますが、チベット仏教との関係は書いてないような感じです。 中国語が判らないので自信はないですが・・・。

 まー、何時ものような、私流の勝手な推測で遊んでいますが、意外と真実に迫っているかも?

 そうでした、石窟の様子を見れば、もう少し真実が見えてくるかも・・・。
 次回は、また退屈な? 仏像や壁画の話になります。

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# by takeshi_kanazaw | 2017-06-23 08:38 | 中国・河西回廊の旅 | Comments(0)
 旅の2日目、蘭州からエンコラと黄河ダムにある 炳霊寺(へいれいじ)にやってきました。

 蘭州からも遠くて、殆ど観光客の姿はまばら。
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 この場所は船でしか来れないので、観光バスの姿も見えない。 鄙びた観光地という風情で、ホテルも大きなレストランも見当たらない・・・・。

 「もう2時か・・・。 さすがに腹が減ったな・・・・・」
 「ここでは船の上で昼ごはんになりますよ」
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 ダムの岸辺に繋がれている少し大きな遊覧船。 その船の中でランチタイムとなりました。

 旅行中は結構いろんな食事をするのですが、それを写真に撮っておくことは稀ですね。
 ところがメンバーの一人の方が、必ず出てくる一品づつ写真を撮られる。
 「うーん、じゃー私も撮っておきますか・・・」 と言うことで、今回は意外と食事の時の写真が残りました。

 中国へ行けば中華料理。 でも中国はヨーロッパほどの面積と、倍の人口があります。
 例えば、スペイン料理とドイツ料理を西欧料理と総称するは変ですよね。 
 同じように、中国でも場所が違うとそれぞれ違うんですよね・・・。

 ダムで取れた魚でしょうか
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 左はどうもニンニクの茎ですね。 この辺は日本人にもお馴染みの料理ですね。

 豆腐を甘辛く煮たもの。
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 中国の豆腐は日本の豆腐より少し硬めの豆腐が多いですね。

 一番美味かったのはナス。
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 衣をつけずにナスを揚げて、それから煮たのではと思うのですが・・・。
 船の中で料理しているので、舌が痛いほどアツアツ。 実に美味しかった。
 「家の嫁さんはこのナスの料理が作れないかな・・・・」

 キャベツもナカナカでした。
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 これも油で炒めて、味は塩味だけ。 凄くシンプルですが、キャベツの甘みが出て美味かった。
 「こんな料理なんて簡単そう。 これぐらいなら家の嫁さんでも出来るだろう・・・」

 そしてこれもシンプルな一品。 トマトと卵を絡めたもの。
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 どうでしょうか、まさにシンプルな家庭料理そのものという感じでしょ。
 船の中で、中華鍋で一気に料理しているようで、アツアツのまま出てくるのがいいですね。

 今回は参加者に女性が多い。
 「簡単そうに見えるけど、日本で作るのは難しいのよ」
 油や、調味料、鍋、火力などなど、やっぱり違うという意見が多く出ました。
 そんなもんなのですかね・・・・・。

 私は食事中にも、必ずタバコタイムを取ります。 食卓を離れて、船の舳先で一服。
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 鳥を飼っているのですね・・・・。 こんな場所でも鳥を飼うなんて、なかなか風流ですね・・・。

 食卓に帰ると、もうスープが出ていました。 これはあまり美味くなかった。
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 また機会があれば、食事の記事も載せていきましょうか。 意外と食事へのコメントが多いので。
 
 なお、この河西回廊の地域は回族というイスラム教徒が多いこともあって、殆ど豚肉料理が出てきません。全体に乾燥地域なので、肉類が少なく野菜中心です。

 さー、そろそろ 本来の観光の目的の 炳霊寺(へいれいじ) へ行きますか。
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 ところで、前回の旅行記を載せている時、話がドンドンと進むにしたがって、一体何処の場所の話なのか分からなくなって、迷子になってしまう?というコメントがありました。 と言うことで、今回も画面の右下に小さな地図を何時も載せておくことにします。
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 地図の中に数字が打ち込んでありますが、旅の日にちです。
 たとえば蘭州には ①②③ 。旅の一日目に着いて、三日目に蘭州を離れたという意味です。
 これからは何時でもこの地図をつけておきますので、時々見てください。
# by takeshi_kanazaw | 2017-06-22 08:25 | 中国・河西回廊の旅 | Comments(1)
 旅の二日目。 
 その日は一日かけて、蘭州から75キロ離れた炳霊寺(へいれいじ)を観光したのですが・・。

 「うん、そういえば何処かで聞いたような気がする寺だな・・・。 確か船に乗ってしか行けないお寺」
 そのお寺が、どうもこれから訪れる 炳霊寺 らしい。 随分いい加減でスミマセンね・・・。

 二日目の早朝、タバコを吸いたくて部屋からホテルの外へ(部屋は禁煙なのです!)
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 いい天気でしたね・・・。 道の周囲は大きなビルが立ち並び、車も多い。
 蘭州は甘粛省の省都。人口は300万人を超える大都会です。 標高1500mで黄河に沿った町ですが、昔のシルクロードのオアシス都市という面影はもうありません。 なお蘭州の町の観光は3日目です。

 「朝飯を食わなきゃ・・・・」  ホテルの朝食は結構豪華。日本の宿の朝食より品数はズーと多い。
 しかし、私が中国へ旅した時の朝食は、何時もお粥です。必ずお粥です。
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 シャブシャブのお粥、そして大きな揚げてあるネジリ棒みたいなもの。

 30年前に中国に2か月いた時、庶民の朝飯はこのお粥とネジリ棒と決まっていました。 お粥の湯気が路地に漂い、人民服を着た庶民が小さな椅子に腰を掛けて、フーフーとこのお粥とネジリ棒を食べていました。私もこの朝飯スタイルが気に入って、その後も中国へ来ると、必ず同じ朝食です。

 さて、いよいよ観光の始まりですが・・・・。
 「これから行く炳霊寺は蘭州の町から75キロ離れたところにあって、山道を超えるガタガタ道になります。約2時間半かかります。高速を走れば少しは早くなるかもしれません・・・」
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 ところが、蘭州の町中は朝の交通ラッシュで渋滞気味。 渋滞を抜けて高速に乗ったようなのですが、一体何処を走っているのかよく判らない・・・。

 景色は少しずつ田舎風になって行きます。
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 私は中国へ来ると、有名な観光地巡りより、普通の田舎の風景を見るのが好きなのです。
 しかし突然、超近代的なビル群が出現しました。 蘭州新城 と立札が。
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 こんな新しいビル群が結構続きます。 蘭州から30キロぐらい離れた場所。 まだ建築ラッシュ中です。
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 「ビルを作るのはいいけど、誰が住むんや。 住む人間がおらんやんか・・・」
 中国の田舎では、まだ建築バブルが続行中という感じですね・・・。

 「どうもオカシイな・・・・。 高速道路をグルグル回っているけど、同じような場所を走っているような・・・」
 後で判ったのですが、高速道路の一部が工事中で、う回路を廻っていたので、予定時間の倍近く掛かってしまいました。 急がば廻れで、旧道の方が良かったようです。

 中国旅行では道路工事のために、計画通り行かないケースが多々あります。 スマホなど情報機器は日本と同じように発達してますが、工事などの情報のインプットがどうもイマイチのようです。 まー、日本でも森友学園問題など、政府の情報が出てこないので、インプットされなければ情報機器も役立たない。

 3時間ぐらいバスに揺られ、やっと黄河のダム湖らしき場所にやってきました。
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 黄河と言えば黄色い水という固定概念がありますが、ダムのように水が貯まった場所では、黄色い砂が沈んで綺麗な青色になりますね。 そうそう、前の黄土高原の旅でも、真っ青の黄河ダムを見ました。

 この甘粛省にあるダム。 劉家峡ダムと言うダムで、黄河のダムでは最大らしい。 1971年に完成したという、とにかく大きなダムです。
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 「琵琶湖より大きいかもしれんな・・・」 とにかく行けども行けども、ダム湖は続きます。

 確か蘭州のホテルを出たのが9時ごろ。 もう昼の12時を過ぎています。
 バスは田舎道を船着き場までウロウロ。 まさに中国の田舎の部落の中を分け入ります。
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 バスは上下左右に揺れます。 周囲はこんな畑が広がっています。
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 観光地でもない写真が多いですが、これが現実の状況ですので、ご勘弁を。

 やっと船着き場が見えました。 しかしまだ炳霊寺には着きません。 これから船に乗ります。
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 「そうか、やっぱり炳霊寺は船で行くしかないお寺なんだな・・・・」 変なところで感心・納得です。
 しかし、一つの寺を丸一日を掛けて観光するなんて企画は、さすがに中国五千年倶楽部です。こんな効率の悪い観光は敬遠されるのが普通でしょうね・・・。 でも田舎を走るのが好きな私にはピッタリですが。

 そして、ダム湖の上を延々と・・・・。
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 この旅の参加者の面々。結構楽しそうにカメラを彼方此方に向けていました。

 なかなか炳霊寺に着きません。周囲は荒れ果てた山が続いています。 昔はこの水面下数百メータ下に黄河が流れ、この山々が頂だったということでしょうね・・・。
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 もう30分は船に乗っていたでしょうか。 岩山に何やらお寺らしきものが見えてきました。
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 どうもこれが炳霊寺ですね・・・・。 時間はもう昼の2時ごろ。

 「炳霊寺は遠かったな~・・・・・・」

 炳霊寺に着くまで随分長く掛かりましたが、このブログも随分長くなりました。
 炳霊寺の話は次回にしましょう。 書く方も疲れましたし、このブログを読む方も疲れますね。
# by takeshi_kanazaw | 2017-06-21 09:26 | 中国・河西回廊の旅 | Comments(8)
 さて、中国の旅の話の始まりですが・・・   私の旅行記は自分の記録という意味合いが強く、勝手なことを書き残しています。 綺麗な観光地の写真が並ぶという感じは全くありませんのでご容赦のほどを。
 今回の旅行記も、恒例のごとく下手なスナップ写真を交えながら、時々に感じたことを書き連ねていきます。旅の進行に従って、毎日新たな記事を載せていきますが、恐らく25回前後になるかと思います。ゆっくりとお付き合いいただければ幸いです。

 今回の旅は 「中国・河西回廊の旅」という名前にしましょう。 新たに「中国・河西回廊の旅」というカテゴリーも作っておきますので、読み返す時はご利用ください。


 さて、旅の一日目は名古屋から中国上海を経由して、蘭州まで飛行機で飛ぶだけです。
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 名古屋ー上海が約2時間半、上海ー蘭州が約3時間という飛行予定。

 午後の2時過ぎ、中部国際空港(セントレア)にノコノコと行くと、出迎えてくれたのが添乗員のK君。
 女性の添乗員が多いのに、今回は珍しく男性。 K君は30前後の落ち着いたハンサムボーイです。このままテレビ俳優にでもなれそうな感じの好青年。
 「うむウム。 この人ならグローキーになったら背負ってくれるかも・・・」 年寄りの考えることですね。

 この旅の参加者は19名。 殆どが70前後。 
 後で判ったのですが、内訳は次の通り。
 ご夫婦が4組(8名) 女性単独 6名 男性単独5名(私を含め) 合計19名と、この中国五千年倶楽部のツアーとしてはやや多めの人数です。 通常この中国五千年倶楽部は、名古屋近辺の中国好きのオジイサンが多いのですが、今回は仙台、大阪、熊本からの参加者もおられ、何より女性が多い。

 「NHKのBSテレビで 張掖丹霞(前回のこのブログで載せた写真がそうです) の絶景を見たので、このツアーに参加しました」 と言う方が多い。
 そうか、そんな番組も知らなかったし、出発時は張掖丹霞なんてよく知らない私。 まー、何時もそんなもんですが・・・。

 16時20分、定刻通りセントレアから上海に向けて離陸。飛行機は中国・東方航空。
 「シェイシャマ、シェイシャマ・・・。」 と機内に中国語が流れだし、旅が始まります。

 「よく揺れるな・・・。 そうか 九州には梅雨前線があるんだな・・・」
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 雲の上の青空が見事でしたね・・・。 コンパクトカメラなので写真はイマイチですが・・・。

 上海浦東空港に近づきました。
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 現地時間の18時ごろ、少し西の空が赤っぽい。

 「上海空港に着いたらタバコを吸えるぞ!」 私はニコチン中毒、何よりも早く降りてタバコが吸いたい。
 ところが、飛行機は空港内をウロウロして、一向に建物のある場所にたどり着かない。
 上海浦東空港は大きすぎるんですね・・・。
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 飛行機から降りてバスに乗り、そのバスがまた空港内をドライブ・・・・。
 やっと建物にたどり着くと、東方航空の係員のオネーチャンが待ち構えている。 大声で我々を集め、長蛇の列の入国検査場へまっしぐら。 団体用の窓口を開けさせて、入国検査を通過したら、またグルグルと駆け足で空港内を小走り。荷物検査を過ぎて・・・・。
 「あー、目が回るほど忙しい・・・。 タバコが吸いたいけど・・・。時間が・・・・」

 この乗り換え時間は、数字上は2時間弱あるのですが、空港が広すぎて移動時間が多すぎるため、実質は40~50分しかない。 その上、上海空港の入国審査は何時も長蛇の列です。 上海で乗継をするときは、注意が必要です。

 「あ~あ、とうとうタバコも吸えなかったな・・・」  上海から蘭州へまた飛行機に乗ります。
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 蘭州へ向かう飛行機の窓の外は真っ暗。 延々と3時間飛び続けます。
 やっと蘭州空港にたどり着いたのは、現地時間の23時30分。 もう真夜中です。
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 月が綺麗でしたが、私はタバコを吸うことに専念。 名古屋のセントレアから8時間近くタバコが吸えなかった。

 「蘭州の空港は街から遠いので、バスに乗って一時間半かかります」 と現地ガイドさん。
 現地のスルーガイドのSさんは、チベット族の落ち着いた女性です。
 
 深夜の道をバスに揺られて、蘭州の街へ。
 前の席のご夫婦。 もう コックリ、コックリ とされていましたね・・・。
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 深夜の一時過ぎ、やっとホテルに到着。
 ところが・・・・・
 「ホテルの部屋は禁煙です!」 とK君。
 「そんな・・・・。 セッショウナことを・・・・」 まるで死刑宣告を受けたような気分。

 飛行機ではタバコは吸えない、乗り換え時も吸えなかった、おまけに個室でも禁煙!
 タバコの話ばかりだと思われるでしょうが、ニコチン中毒の私にとっては、素晴らしい景色や食べ物はどちらでもいいのです。 自分の部屋でゆっくり熱いコーヒーを飲みながらタバコを吸うことの方が重要なのです。

 この旅は、禁煙措置との戦いの旅だったのです。





 
 
# by takeshi_kanazaw | 2017-06-20 15:13 | 中国・河西回廊の旅 | Comments(10)

 我回来了!

 中国から昨日無事帰って来ました。

 中国式でいえば 「我回来了(ウオホイライラ)」 我帰れり と言う感じでしょうか。
 疲れましたね・・・・。  歳ですね・・・・・。

 またこの旅のお話を載せていきますが、とにかく 疲れた!

 どんなところへ行ったかの詳しい話は、追々することにして・・・・・。
 この旅を象徴する写真を一枚載せておきます。

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 さて、どんな旅だったかは、次回以降と言うことで。
 とにかく疲れて、まだ荷物の整理も出来ていませんからね・・・・。
# by takeshi_kanazaw | 2017-06-19 08:11 | 中国・河西回廊の旅 | Comments(8)

海外や国内の適当に撮った写真の記録


by takeshi_kanazaw